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event report
2006/12/30(sat)
つい先日、「12月まで待ち遠しいなぁ…」とEARTH CLUMPライブの告知記事を書いていたのですが、季節が流れるのは早いモノであっと言う間に年の瀬になってしまいました。
そして本日、12月30日、
EARTH CLUMPの2006年を締めくくるライブの日なのです!
今回のステージはライブハウス ホライズン@春日部です。
KYARA@北浦和は常ハコとしているEATH CLUMPメンバーは元より、もちろんNoTメンバーも初の公演となります。なので機器や音場、果てやライティングなどイマイチ特性や使い勝手がわかりません。
ただでさえEARTH CLUMPはコダワリのバンドです。
・入念なサウンドメイクをする
ハヤタロウ
・
トレンディー
の巧みな技術を生かせるドラムセット
・モニターへの出音でバンド全体を左右する
プリン
のベース
・
タヌキ
のステージを目一杯に使ったパフォーマンス
などなど彼等の条件を満たせるかが第一の問題でした。
メンバーからの依頼もあり、今回はNoTメンバーもスピーカーチェックの為、リハから参加させて頂く事になりました。
…が。
NoTメンバー遅刻です!
理由は簡単。駅からすぐなんてタカヲククッテ地図すら持参せず、案の定迷ってしまいました…orz
情けなさ全開で
タヌキに電話
で会場までの道のりを教えてもらいます。
「駅から線路添いに…を右に曲がって…。…あ、すまん、リハ始まるわ。あとはテキトーに頑張って探して」
えぇぇぇぇっ!まずいヤバイどーしよう!!
オロオロしても始まりません!道行くお兄さんを呼び止めてホライズンの場所を尋ねます。
「ライブハウス…?そんなんあったかなぁ?」
反応はイマイチ。とは言え思い当たる店があるので案内してくれると言う有り難い心遣いで無事到着出来ました。地元のお兄さん、ありがとおぉぉぉっ!
お兄さんに丁重に御礼を述べ、速攻で店内に駆け込みます。カウンターでスタッフ登録をしていると奥からリハの音が…。何も考える間もなくダッシュでした…orz
リハは既に始まっていましたが、オープンまでにまだまだ余裕があるらしいです。なので遅刻してしまいましたが、無事にサウンドチェックの時間が取れました。
ハコはかなり小さめ。ステージもどーしたモノか…と言うくらいの狭さです。
うーん、今回はタヌキの魅力は出しきれないかなぁ?
とは言え、リハだからと手を抜かないのがEARTH CLUMP。本番さながらのプレイを魅せてくれます。
しかし何か物足りない感じがします。
そう、音にメリハリがない。ハヤタロウが首を傾げつつエフェクターを調整します。が、あまり効果はなし。ハコ自体の特性なのか…。
…ん?あれ?あれれ?
1、2、3…、何だかドラムの集音マイクが妙に足らない気が…。
ないっ! クラッシュの集音マイクがないっ!!
え? ハイハット用マイクと兼用っ!?
いやまぁ、PAさんの言いたい事は解らなくわないですけど…確かにJ-POPバンドならね。
でも、
EARTH CLUMP
ですよ!
Rock
なんですよ!!
シンバル命
なんすよっ!!!
…無事、クラッシュ用マイクを設置して頂けましたヽ(´ー`)ノ
コレですよ!これぞ
EARTH CLUMP
!
ドンシャリなくしてEARTH CLUMPは語れませんよ!メンバーも満足気です!
どうにかリハも終え、本番までの一休憩です。
ここでメンバーにNoT謹製EARTH CLUMP 2007 Calendarをプレゼント。大変喜んで頂けました〜。
さて、そろそろオープンの時間です。
緊張もなく余裕のメンバーは、談笑しつつカーテン裏のステージに向かって行きました…。
2006年12月30日 18:30
『EARTH CLUMP Live!!! 2006 Last Night』
ハヤタロウのギターがフェードしつつ、ゆっくりと幕が上がって行きます。
薄闇の中に佇むタヌキ。徐々にライトアップされ、絶妙のタイミングでトレンディーのスティックカウントが響きます。そして疾速でのスタート!
今日も飛ばします!一気にEARTH CLUMPワールドがハコ全体を包みます!
普段であれば曲毎に入るタヌキのMCも今回はカット。3曲目まで息付く間もなくスピードナンバーを繰り出します。
いつにも増して烈しいギタープレイの
ハヤタロウ
。
汗をほとばしらせキメる
トレンディー
。
安定と揺るぎない存在感の
プリン
。
分厚い楽器隊を打ち砕く声量で
タヌキ
の声が響きます。
爆速
のナンバー。
軽快なラップの
リズム
。
響砕
寸前のクラッシュ。
歪み、弾け、
悲鳴
を上げる弦。
シャウト!
シャウト!!
シャウト!!!
2006年の締め括りとして、熱く燃えきった50分でした。
来年、2007年も
EARTH CLUMP
は熱く、激しく、躍動してくれるはずです!
ますます彼らから目が離せません!